僕の「はじめてのランナーひざ体験」を赤裸々に告白します!

(ここで私が言う「ランナーズニー」についてですが、普通のランナーズニー(腸脛靭帯炎)とは様相が違いますが、ランナーが膝の辺りを痛がっている、ということでランナーズニーと呼ばせていただきます)
2週間ほど前から右脚、臀部~大腿~下腿が痛み始めました。
走っていて右脚を衝いた(着地)時にふくらはぎの上、膝の裏の下あたりに痛みが走ります。
上越国際トレイルフェス35の時はテーピングを施しダマしダマし走ることができました。
1日休んで、次の日走り始めると2kmくらい走ったところで痛みが強くなり歩いて帰りました。
その頃は臀部~大腿~下腿に鈍い痛みがあり、やはり着地時に鮮明です。
その他、日常で歩くときや階段などでも痛みが出始めました。
そして痛みが出始める前後に始めた、腹筋や背筋などの筋トレも中止しました。
疲れが溜まってるのかな…と、もう2日ほど休んでみましたがあんまりよくなりません。
特に膝裏ふくらはぎの突っ張るような痛みが気になります。
ふくらはぎや大腿をマッサージしたりしますが、効果なし。
さてどうしたものか…。
いてもたってもいられなくなり、自転車を漕ぐことにしました。
自転車を漕いでも痛みはでません。
それが先週の金曜日。
土曜日、月曜日も自転車。
やっぱりあんまりおもしろくない。
ということで今日は思い切って坂戸山に登ってきました。
上りは全く痛みがありません。
が、念のため、いつもよりゆっくりめに上ります。
さて問題の下りです…。
こういう時に限って7合目付近をカラスの大群が不気味に旋回しています。
熊でもいるんじゃないか!!??と不安を抱きつつ下り始めました。
やっぱり着地の時に右ふくらはぎの上…例の部分に痛みが走ります。
そしてカラスが頭上で鳴いています。
リアルに怖いです。
しばらく進みます。
ゆっくりしてみたり早くやってみたりを繰り返します。
スキャンです。
そうすると段々わかってきます。
どこが悪いのか…。
臀筋です。間違いない!
臀筋の野郎です。
こいつが悪さしているのがはっきりくっきりわかってきます。
そして、こんどはピッチを変えてみます。
大股にしたり小股に変えながら下ってみます。
おぉ、明らかに小股の方が楽です。
痛くないわけではありませんが楽です。
となると次は『脱力』です。
これが一番、てき面に違いがわかります。
下半身を完全なる(と、本人は思っている)脱力状態にするよう心がけます。
「脚はついてるだけ」感。
「脚は着地する時に体を支える棒だ」感。
とでも言いましょうか?
とにかく「脚を上げる」とか「脚を衝く」というイメージを消去。
思い切って「脚ってなに?」くらいの方がいいのかもしれません。
死語で表現すれば“アウトオヴ眼中”ってやつです。
と、同時に臀筋にも同じように念じます。
臀筋?でんきん?デンキン?
「そんなモン俺についてたっけ…?」てな具合にです。
そうすると脚がフッと軽くなります。
面白い感覚です。
改めて考えたのですが、身体を部位別に考えることは意味ないんじゃないか…と。
筋肉や骨はもちろんのこと内臓器や血管、脳や脊髄…。
これらはひとつとして切り離すことはできない。
私の今回の場合で言えば、先ほど「臀筋だ!」とは言いましたが、それも本当の下手人は違うところにいるわけです。
いや、そういう考えも違うわけです。
切り離すことはできないのですから。
ということふまえて今回の痛みをどう糧にするか?ということが一番大切なのです。
で、私が考えたこと。
①歩幅を狭くする(ピッチ走法)
②脱力
この2つを意識した練習を行うことです。
チャンスです。
楽しみです。
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