2018/02/08
ランニングと姿勢の関係を3つのポイントにまとめてみました

いきなりですが!あなたは『ランニングと姿勢』の関係については「なんとなぁ~く関係あるんだろう…」なくらいの認識ですか?
それは大間違い!!
“蜜月”ですよ、蜜月ですよ奥さん(笑)。
「蜜-みつ-月-げつ」
新婚さんのこと、または親密な関係にあることを言います。
HONEY MOON→ハニームーン→ハネムーン
新婚旅行のことを「ハネムーン」と呼びますが、こういうことなんですよ!
勉強になるでしょ(ニヤリ)。
…。
は、置いておいてですね(ニヤリ)。
ランニングと姿勢の関係についてお話してまいります。
POINT①【頭は以外と重たい】
上のイラストを見てください…。
おもしろいでしょ?(笑)
これが何を表しているかと言うと…ちょっとやってみましょうか?
重たいボール(メディシンボール)がなければ水の入ったバケツでも、ある程度の重さがあるものであればなんでも結構です。
最初にボールを胸元で持ってみてください。 それほど重さを感じませんよね。 それでは少しずつ腕を伸ばして前の方に持っていってください。 きついですよね??プルプルしませんか??
どういうことかというと…頭の重さって大人で4~5kgくらいあるのですが、頭が真っ直ぐの位置にないと首や肩や背中の筋肉に余計な負担がかかってしまう…ということなんです。
頭が少しでも体の中心から前にいってしまうと筋肉がいつも緊張する状態になるのですぐに疲れてしまいます。
頭がしっかりと体の中心にあって背骨で支えられて入れば首や背中~腰にかかる負担が減ります。
腰痛や肩こりの予防にもなります。
これを読んでいる「いまっ!!」も姿勢を意識していただきながら読んでみてくださいね。
POINT②【地球と仲良くするためには】
それでは走る際にどんな姿勢が良い姿勢か…というお話。
それはエネルギーを効率的に利用できる姿勢ということになります。
ランニングの視点から考えると「地面からの反発」「重力の力」を上手に利用して走る…ということです。
それについては…【ランナーが絶対に仲良くならないといけない『G』とは…】 ←クリックジャンプ
まずはバネを想像してみて下さい。
まっすぐのバネと曲がったバネ、どちらが強く弾むと思いますか?
曲がったり柔らかいバネが弾まないのは想像つきますよね。
逆に真っ直ぐで硬いバネは反発力を上手く伝えることができますので強く弾むことができます。
スーパーボールも同じ原理ですよね。
姿勢も同じですね。
ランニングの時に猫背になったり腰が反ったりして曲がった姿勢をとっていると着地した時の反発力が上手く伝わらず無駄なエネルギーを消費するということです。
『走る→疲れる→姿勢が悪くなる→更に疲れる→更に姿勢が悪くなる』という悪循環に陥ってしまいます。
そうならないように普段のトレーニングから姿勢を意識することで、姿勢を維持するために必要な神経や筋肉が養われてきます。
できれば日常生活から意識を高めていただきたいと思います。
POINT③【肺を解放せよ!】
何を隠そう!呼吸をするためには「肺」が膨らんだり縮んだりする必要があります。
上の図を見ていただけますか?
肋骨と鎖骨、胸骨のイラストです。
オレンジ色で囲んだ部分わかりますかね?
これが肺になります。
向かって左が右の肺。
向かって右が左の肺になります。
注目していただきたいのは『肺の位置』ですね。
実は鎖骨より上に肺は位置しているんですね~。
思ったより上にあるのがこれでおわかりになるでしょうか?
となると!こんな感じで猫背になっていたら肺が上手く膨らんだり縮んだりすることができませんよね。
ということは呼吸の効率が落ちる…ということ。
こんな感じで背筋を張って胸を軽く開けば、肺の膨らむスペースが産まれます。
肺が上手く機能すれば、もちろん呼吸の効率が上がり空気を取り入れやすくなりますよね。
走っていて辛くなってくると、ついつい頭を下げて猫背のように丸くなってしまいます。
辛いから下を向く→呼吸が苦しくなる→さらに苦しくなって姿勢が悪くなる→
という悪循環に陥ってしまいます。
そうならないように『辛い時こそ、いい姿勢』このキーワードを頭の隅に入れておきましょう!
ランニング時の姿勢のポイントを3つに分けてお話させていただきました。
急に3つとも意識するのは至難の業。
とりあえずひとつづつ試してみて、できそうなポイントから集中してトレーニングしてみましょう!
ある程度、意識しなくてもできるようになってから次のポイントにチャレンジしてみるのが最も効率的と考えられています。
とは言え、あなたのやりやすい方法が一番なので心と身体の声を聴きながらやってみましょうね。
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