2017/09/28
シンスプリント(すねの痛み)の原因と施術および予防法
シンスプリント(すねの痛み)について
小学校~高校生、社会人のスポーツマンに多くみられる症状です。
サッカー、フットサル、バスケット、陸上競技、バレーボール、テニスなどの競技に多く見られます。
おもに運動時もしくは運動後に『すねの内側』に痛みが出るのが特徴。
すねの内側、特に骨沿いを指で押すと圧痛があり、足首の方にいくほど痛みが強くなります。
シンスプリントの原因は…?
□ 過剰なトレーニング
□ 固い路面を長時間走る
□ シューズが足に合っていない
などが考えられ、ふくらはぎの筋肉に負担がかかり過ぎた時に症状が出やすくなります。
重症化すると『疲労骨折』をともなうことがあるので気をつけたいところです。
当院の考え方
問題は『ふくらはぎの過緊張』と考えられがちですが、当院では体全体のバランスが崩れ、その結果ふくらはぎに継続した負担がかかっていることが真の原因だと考えています。
なので上半身から~腰~太ももの筋肉のバランスや筋の反応、動きなどから総合的にみていく必要があると考えています。
施術の流れ
まずは痛みのある患部を診させていただき『疲労骨折』など、重篤な状態ではないか診させていただきます。
疲労骨折がなければ、とりあえず一安心ですね。
ふくらはぎの緊張~太ももの緊張~腰部~上半身の緊張の具合を診ていきます。
からだ全体のバランスをみて、おかしいところがないか…過剰に負担がかかっているところはないか…を確認。
大抵の場合は腰部のあたりからバランスが崩れていることが多く、このバランスを整えることで回復へ向かっていきます。
ふくらはぎにテーピングを施すのも効果的です。
そのほか、自宅でのアイシングやシューズの正しい履き方、トレーニングの方法などを指導させていただきます。
いろいろな条件があって断言はできませんが、おおむね1ヶ月程度、週に2~3回ほど通院していただければ、ほとんどの場合がよくなります。
生活上の注意点
ご自宅でできるセルフケア(ストレッチ)を指導させていただきます。
大会やレースなどの日程に合わせてトレーニングの日程や内容を一緒に調整していきましょう。
症状によっては運動の中止を指示することもあります。
お気軽にお問合わせください。
電話でのお問い合わせは
インターネットでのお問い合わせは
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