2014【上越国際トレイルフェス】走れることのありがたさに気付く
25km過ぎくらいから左脚の太もも内側が何度も攣りそうになりました。
ちょっと進んでは止まってストレッチ、止まってはストレッチを繰り返しました。
このままでは「イカン!」と思い、心をふっと落ち着かせます。
身体と頭に聴きます。
サッカー日本代表の長谷部選手で言うところの『心を整える』ってやつです。
まぁ、読んだことはないのですが…(笑)。
「なんで言うことを聞いてくれないの?」と…。
たずねてみます。
前回、書いた通り10歳のスーパーランナー少女と中盤以降抜きつ抜かれつの状態が続いており 「女の子には絶対に負けられない!!」という気持ちが心の底にあったのに気づきました。
これがいけなかった。
その焦りの気持ちが脚が前に進むことを拒んでいたようです。
気持ちを落ち着けて、今自分に何ができるのかを想います。
そこからは前後の選手のことは気にせず、周りの風景を見ながら 自分の走りに集中しました。
「あれ…紅葉がめっちゃきれいじゃん」
そうすると不思議と脚がつるのが治まりました。
残り5kmくらいだったでしょうか。
登りのパートが終わって下りはじめると、眼前に広がるのは私が育った南魚沼の町並。
そして正面には巻機山、金城山、目線を左に移すとソウルマウンテンの坂戸山が一望できます。
この素晴らしい景色と一体となって走っていることに改めて感動しました。
最後のゲレンデを下るとゴールが見えてきました。
浦佐山岳、武尊山、ハセツネと不完全燃焼のレースが続いたので 色々と不安が募る今レースでしたが、久しぶりに気持ちよくゴールできそうな 予感に胸が震えるような気持ちに襲われたのを覚えています。
そして寒空の下、ゴールで待っていてくれた素敵な仲間に感謝感激雨嵐♪
こんなに嬉しいことがあっていいのだろうか。
レースに出るたびに新しい気づきがあり、失敗を繰り返し修正します。
それでもまた失敗してしまいます。
「なんで走るのですか?」と聞かれたら 「失敗したいからです」と答えよう。
私はすべてが上手くいくことなんてないと思っています。
でも、その中にこそ気づきがあると思うし、それを次に活かすことはできるのではないかと…。
仲間が見守ってくれたように、私も見守ります。
一仕事終えた男の背中。
(途中で転倒して右手の親指を脱臼したけど完走した先輩ラン友)
レース後、温泉で奥久慈のレースで一緒になってFBで繋がった選手と会えたり。
脱衣所ではプロトレイルランナー松永師匠にも会うことができました。
そのあとも色々なラン友を紹介してもらって、もう感激しっぱなし。
地元の大会っていいなぁ。
しみじみ。 ということで今年最後のレースは有終の゛B”を飾ることができました。
来年以降もあなたの熱い応援を欲する神保であります。
改めてましてよろしくお願いいたします。
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